本製品はいつ起こるか判らない「イヌのてんかん重積」に対し、より早い発見と治療開始 及び 飼い主様と獣医師の負担の軽減を目的とした治療支援システム製品です。
患者犬に装着する「センサ」から常時送信される加速度データを「てんかんモニタ」が受信し、強直間代性発作(大発作)が発生した場合、内蔵されている解析ソフトウェアにより直ちにてんかん症状と判定し、発生時刻と発生時間のロギングを行い、同時に常時撮影(自動上書き)されている映像の中からてんかん症状発生時刻周辺の映像を録画ファイルとして保存いたします。
また、本装置はインターネット環境が有る場所では登録されたスマートフォンに通知が配信され現在のライブ映像また録画映像をご覧になれます。
・てんかんモニタ本体:ディスプレイ/カメラ/ネットワーク内蔵
・センサ:充電式加速度センサ
・付属品:センサー取付用ハーネス ACアダプタ
1)てんかん解析機能
・センサから送信されてきたデータを、てんかん判別用アルゴリズムに基づきリアルタイムでてんかん(強直間代発作)の発作/非発作の判定を行います。
2)見守りカメラ機能
・モニタ中、発作時/非発作時に関わらずライブ映像をインターネットを介してスマートフォン等で見ることができます。
3)録画機能
・モニタ中は常時撮影(24時間上書)を行っており、てんかん症状が出た場合は発生1分前からの映像をファイルとして保存します。
4)通信機能機能
・発作判定が行われた場合、スマートフォンに発作発生のプッシュ通知を行います。
・発作履歴はスマートフォン又はパソコンから参照可能です。
・録画データはスマートフォン又はパソコンでダウンロードし再生が可能です。
5)データロギング機能
・通信環境が無い場合でも、てんかんモニタ本体をデータロガー(データ蓄積装置)としてお使いいただけます。
6)てんかんセンサ(加速度計)
・イヌに装着する加速度計。収集された加速度データは順次、無線でてんかんモニタユニットに伝送されます。
・バッテリーはおよそ16時間連続使用が可能です。
てんかんモニタ本体
・本体のカメラ面をイヌが居る場所に向け5m以内の場所に設置。
・ケージやサークルをお使いいただきイヌの行動範囲全体が見えるような場所への設置が理想です。
センサ
センサは付属のハーネスを使い、首の中心にセンサを固定するように装着してください。
モニタ画面
スーマトフォン
本製品の映像を外出先からスマートフォンなどでご覧になるには予めインターネット接続できる状態になっている必要があります。
インターネット回線の契約、インターネットへの接続機器(無線LANルータ等)が必要となります。