リモカマガジン第15号

冬準備号☆気を付けたいペットの健康管理/ペットと一緒に乗れる交通機関特集

  紅葉した木々
 だんだんと寒くなってきて、冬ももう間近!という頃合いになりましたね (*^-^*)
最近では、夜や明け方になるとじんわりと底冷えがして、冷たい風がぴゅーっと吹くと思わず「寒〜い!!」と縮こまってしまうくらいです。
 今回は、そんな季節の変わり目に気を付けておきたいペットの健康情報と、年末年始の旅行に向けて耳寄りなペットとの旅情報をお送りします。



*〜*〜* 目次 *〜*〜*

特集……寒さ到来!冬に気を付けたいペットの健康管理
特集……まだ間に合う?!ペットと行く年末年始の家族旅行♪♪



 

≪特集≫ 寒さ到来!冬に気を付けたいペットの健康管理

 
   
  具合の悪い猫
   
【@ウイルス感染症】
 人も冬になると寒さや乾燥のため風邪を引きやすくなりますが、動物も同じように呼吸器疾患を引き起こしやすくなるようです。
 原因となるウイルスが寒さや乾燥に強いため、冬になると感染力が高まる上、粘膜の働きが弱まり、細菌やウイルスに対する抵抗力が落ちる時期でもあるからです。ワクチンの接種を行ったり、換気や掃除を行ったりして予防しましょう。
 多頭飼育の場合は一頭に症状が出たら隔離することも必要です。


【A泌尿器の疾患】
 ワンちゃん・ネコちゃんに共通して多いのは、泌尿器系疾患。寒くなって水分摂取の機会が減ってしまうのが原因です。詳しくは、リモマガ第11号「秋冬の尿石症を防げ!」をご覧ください。


【Bノミ・ダニ対策】
 ノミやダニに気を付けなければならないのは、気温の高い夏場だけではありません。ノミやダニは気温が13度以上であれば活動を続ける事ができます。また最近では暖房器具によってお部屋の温度が一定以上に保たれているため、油断はできないのです。ペットの体についたノミ・ダニを駆除しても、毛布や絨毯についていて、何度も発症してしまうなんてことも・・・。こまめなブラッシングやお掃除を心がけましょう。


【C低温やけど】
 床暖房などで全面を温める場合、暑すぎて逃げ場がなくなってしまうこともあります。床にすのこなどを敷いたり、ソファーに乗れるようにしたりするなど、自分で暑さから避難できる場所を作ってあげましょう。
 また、ぐっすりと熟睡しているときの低温やけども考えられます。飼い主さんがそばに付いていられない就寝時やお留守番時の愛犬の防寒対策としては、徐々に冷めていく「湯たんぽ」が比較的安心です。
※こたつやストーブは、あまりお勧めできません。こたつは、中に入って出口がわからなくなったり中で寝てしまったりして熱中症になる可能性があり、ストーブは、不意に当たったり近づきすぎたりしてやけどを負う可能性があるからです。


≪特集≫ まだ間に合う?!ペットと行く年末年始の家族旅行♪♪

  旅行に行く女性と犬
   
年末年始まであと2ヶ月ということで、どこに旅行へ行こうかな〜なんてお考えのころでしょうか。

しかし、旅行をする上で一番気になるのは、大事な家族の一員であるペットのこと。普段は、「元気にしていてね。行ってくるね(´-ω-`)」と後ろ髪を引かれながらもペットを預けて旅行に行かれる方も少なくないと思います。ただ年末年始となると、知り合いに預けるのもちょっと非常識だし、ペットホテルは予約でいっぱいだし、結局旅行を見合わせてしまうことも・・・。

でも、今年はそんな心配とおさらばです!!愛するペットと一緒に旅行へ行ってみませんか??ペット同伴の旅行で一番のネックとなる「交通機関」について、耳寄りな情報をお伝えします!

[全部お任せで旅行したい方向け]…ペット同伴可のバスツアー
 主にワンちゃんとの旅行となりますが、日帰り・お泊り共に様々なバスツアーが企画されています。
 何といってもポイントは、他の飼い主さんとワンちゃんと触れ合いながら旅行をできること!飼い主さんの隣にワンちゃん専用シートを設けてあるので、一緒に外の景色を楽しみながら旅行することができます。SAでのお手洗い休憩や、ちょっとした買い物の際に、気軽にワンちゃんを見ていてもらえるというのも、ワンちゃん専門のバスツアーならではのことです。
詳しくはこちら


[自由気ままに旅行したい方向け]…公共交通機関等のサービスを利用
電車
 ・手回り品の料金が必要
 ・ケージに入れることが必須条件
 ※爬虫類などの特殊な動物を除く。

バス
 ・会社によって可不可が異なるため要確認
 ・原則的にはケージに入れることが条件
 ・夜行バスは持ち込み不可が多い

飛行機(貨物室にて預かり)
 ・1区間1ケージにつき5000円〜
 ・空調は原則的に客室内と同様の環境だが、外気温の影響を受ける可能性あり
 ※短吻種の犬は搭乗不可の場合が多いので、直接お問い合わせください。

フェリー
 ・自家用車の中でのお留守番が原則
 ・船内に犬の預かり所がある場合や、同じ船室に泊まれるプランも

レンタカー
 ・車種に制限あり
 ・後部座席の床やラゲッジスペースのケージ内
 ・車両に損害を与えた場合、別途保証料金が必要

タクシー
 ・ケージやキャリーケースが必要
 ・基本運賃以外に、ケージ代(貸出時)や清掃代がかかる場合もあります。
 ※乗務員の方がアレルギーを持っている可能性もあるので、事前に予約や確認をとりましょう。

ペットタクシー
 ペットと飼い主が一緒に乗れる場合もあれば、ペットだけの場合もあります。料金は、「お迎え距離」+「乗車距離」+「回送距離」のところが多いようで、別途待機料金がかかる可能性があります。大型犬のワンちゃんでもゆっくりくつろげる広さがいいですね。


[車酔いをしやすいワンちゃんには]…アロマオイルがおすすめ




編集後記

 
   
 
 
調べてみると、案外ペット可の交通機関ってたくさんあるんですね! 私もスノーク(犬)と♪   (編集部員 リカより)



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※メルマガの掲載内容は2014年10月3日現在のものです。詳細は各施設やメーカーに直接お問い合わせ下さい。
※個々の犬の健康状態については獣医師とご相談ください。



=== 発 行 元 ===

 中央システム技研株式会社 リモカマガジン編集部