リモカマガジン第21号


ペットのにっこり笑顔写真を撮るコツ/どうして犬や猫は暗いところで目が光るの?

  笑顔の猫の写真
 SNSやテレビなどで話題の笑顔写真。「ウチの子も、あんな笑顔の可愛い写真を撮ってみた〜い!」「でも、なかなか笑顔を撮れない」「そもそも笑顔みたいにならない!」という方は必見です!!にっこーり笑顔写真を撮るコツを伝授します!



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特集……ペットのにっこり笑顔写真を撮るコツ
特集……どうして犬や猫は暗いところで目が光るの?




 

≪特集≫ ペットのにっこり笑顔写真を撮るコツ

 
   
  フード
   
 twitterなどを見ていると、たまーに目にするペットの笑顔写真。口が「ω」の形になり、目が爛々と輝いている様子は、とても愛らしいですよね。しかし、いざ自分でペットの笑顔写真を撮ろうとしても、「ウチの子、笑顔にならないんだけど…」というのが現状。どうにか、笑顔写真を撮る方法はないのか??ということで調べてみました!


そもそも笑顔写真ってなぁに?
 笑顔写真とは、ペットの口が「ω」の形になっている写真です。本当に、人でいうところの笑顔をペットがするのか、科学的にまだ証明されていないそうですが、楽しそうな様子に見えることから笑顔写真と呼ばれています。

【はじめに】ポイント
 笑顔写真を撮るときのポイントは、何といっても飼い主さん本人がとても楽しんでいること。「うまく撮れないなぁ〜(`・ω・´)」と真剣になってしまいすぎると、ペットはそれを察知して「何だか楽しくなさそうだなぁ」「自分を見てくれない」と考え、写真撮影そのものを嫌がるようになるおそれがあります。時間をたっぷりと取り、「撮れなくて元々」という気持ちでペットと触れ合いましょう。
 また、カメラの連写機能を使うのも非常に有効です。「これは!」と思う瞬間にシャッターが下りないことは、多々あります。連写して、あとで良い写真を選ぶようにしましょう。

【方法1】食べ物で気をひく
 カメラの横に、おやつや好物の食べ物を持ち、気をひきながら撮ります。食べるのが好きな子は、生き生きとした表情になるでしょう。ただし、食べ物に気を取られすぎると、よだれが垂れて何ともしまりのない顔に見えちゃうことも…。(笑)

【方法2】おもちゃで気をひく
 次は、お気に入りのおもちゃで気をひきながら撮る方法です。ボールでも、音の鳴るものでも、ペットが大好きなおもちゃであれば何でも構いません。「遊んでくれるの?」とワクワクしている様子だけでも、とても可愛いです。写真を撮ったら、その後きちんと遊んであげるのも忘れずに。

【方法3】たくさん遊ぶ
 たくさん遊んであげると、ペットは楽しくなって興奮し、期待で目がキラキラになります。それも、飼い主が楽しそうであればペットにとっては非常に幸せな時間になります。いつもの声掛けが「フフフ、可愛いね〜」ぐらいだとすると、「キャーーー!すっごぉく可愛い!!天才〜!!おりこうだねぇ〜!!!」というくらいまでテンションを上げて接すると、なお喜んでくれるでしょう。興奮して牙がむき出しになってしまうと、何だか恐〜い笑顔になってしまうので、少し落ち着くまで待って写真を撮るとちょうど良いです。また、猫は興奮すると、ウィスカーパッド(通称ひげ袋)と呼ばれる「ω」部分が膨らみます。このウィスカーパッドが膨らんだ時の表情が何とも愛らしくてオススメです。

  フード
   
【方法4】寝ているときをねらう
 寝ているときに笑顔に見えるというのは、目が線になるからです。寝ているとあまり動きがないので、撮るのが楽で、何度も撮り直すことができます。また、あくびをしているときもオススメ。シャッターチャンスが一瞬なので、眠そうだなと思ったらそれとなくカメラを準備しておくとよいでしょう。目をつぶって口を開ける表情が、とてもキュートな笑顔写真になりそうです。

【方法5】運動した後をねらう
 どれも、ダメだったという方の最後の手段です。運動すると、パンティング(舌を出してハァハァする行為)をします。このパンティングをしているときの口の形が「ω」になり、笑顔に見えるのです。ただし、あまりに運動させすぎると表情が険しくなるかも…?

※カメラが好きでない子には…
 カメラを向けると急に表情が曇ったり、そっぽ向いたりしてしまう子もいますよね。そんな子は、「カメラが出てきた。もう遊んでくれないんだ…」と思っている可能性があります。良い表情を撮るには、「カメラを向けられたら次はいいことが起こる!」と思わせなければなりません。カメラを向けた後にご褒美をあげる、カメラ目線をしたらたくさん褒めてあげるなどして、カメラ=良いことと条件付けをしてあげましょう。

まとめ
 笑顔写真を撮るには、大きく分けて(1)ペットが喜んで目がキラキラする瞬間を狙う、(2)寝ているときを狙う、(3)運動の後を狙うという方法がありました。写真を撮っている最中も、撮った後も、たくさんワンちゃん・ネコちゃんを褒めてあげ、一緒に楽しむことが大切です。カメラを向けることに慣れた子は、きっとたくさんの姿を撮らせてくれるようになります。すると、すぐに撮ることの難しい笑顔写真も、難なく撮れるようになるでしょう。自分自身も、愛犬・愛猫も楽しく写真を撮るということが、笑顔写真の一番の近道になりそうです(*^-^*)



≪特集≫ どうして犬や猫は暗いところで目が光るの?

  犬と猫の目の構造
   
 (ピカッ)
 暗い部屋で光る、二つの丸…。ぎょっとして電気をつけてみると、「なぁ〜んだ。ウチの子(犬or猫)の目だったわ。」などという経験ありませんか。また、せっかくの家族写真でペットの目だけ怪しく光ってしまうなんてこと…よくありますよね。実は、これらの現象は、ペットの目の働きによって起こるものなのです。

【犬や猫の目の仕組み】
 目に入ってきた色や光が、網膜(カメラに例えると、フィルムにあたる部分)にうつり、それが脳に伝わるという仕組みによって、人間や動物は物を見ています。
 ただし人間と違って、犬・猫には網膜と脈絡膜の間に「タペタム」という反射板のようなものがあります。また、犬や猫の網膜には「グアニン」という物質が多く含まれていて、このグアニンは、光が当たると白く輝きます。わずかな光であっても、タペタムやグアニンで光が反射して増幅され、強い光になるため、犬や猫は暗いところでもよく目が見えるのです。なんと、犬は人間の3倍、猫は7倍の暗さでも物を見ることができます。飼っているペットの目が光るのは、暗いところでも目が見えるように、目の中で光を反射する仕組みによるものなのですね。

【真っ暗闇では目が見えない】
 ちなみに、犬や猫が暗いところでよく目が見えるといっても、真っ暗なところで目が見えるわけではありません。真っ暗な部屋で目が見えなくては、心細くなってしまう子もいるでしょう。歳をとって視力が弱くなってしまった子にとっては、暗いところでぶつかり怪我してしまう危険性もあります。かといって留守にする間や就寝中など、ずっと電気を点けたままにするには抵抗がある…という方もいらっしゃるかもしれません。そんな悩みを解消するには、リモカ2のLEDライト機能がオススメです。リモカ2についているLEDライトは、外出先からもスマホでON/OFFすることができます。夜の真っ暗な部屋を、低消費電力なリモカでやさしく照らしてあげて下さい。

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編集後記

 
   
 
 
ウチの犬は、まず食べ物で釣る方法を試したのですが、はやく食べたくてしょうがないらしく、キリッと真剣な表情になりすぎて…(泣)でも、たくさん遊んだ後に撮ったら、とってもかわいい笑顔写真が撮れました!!(*^-^*)   (編集部員 リカより)



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 中央システム技研株式会社 リモカマガジン編集部