リモカマガジン第26号


猫はひとりでも平気なの? ペットのお留守番〜猫編〜/長期旅行。猫ちゃんを預けるなら?

  お留守番猫
 寒暖差の激しい季節が過ぎ、暖かく穏やかな日が続くようになってきましたね(*^-^*) こんな陽気な日には遊びに出かけたくなるのが人の性。でも旅行が苦手な猫ちゃんはひとりでお留守番……。心配ですよね。
 今回は飼い主さんの旅行中もペットが快適にお留守番できる方法をお伝えします。



*〜*〜* 目次 *〜*〜*

特集……猫はひとりでも平気なの? ペットのお留守番〜猫編〜
特集……長期旅行。猫ちゃんを預けるなら?



 

≪特集≫ 猫はひとりでも平気なの? ペットのお留守番〜猫編〜

  猫毛布
   
 猫はもともと単独で行動する動物です。なのでひとりぼっちでのお留守番もさほど苦にはなりませんし、飼い主がいない間はだいたい寝て待っています。
 ですが、人間と一緒の生活にすっかり慣れてしまい飼い主に餌をもらったり遊んでもらうのが日常になっている猫ちゃんにとっては、長期間ひとりぼっちでお留守番させられるのはとても苦痛。寂しくなった猫は食欲がなくなったり嫌がらせのようにテーブルやソファを爪とぎにしたりトイレではないところでしてしまったり……
 猫ちゃんのためにも飼い主さんのためにも、お留守番は長くても2〜3日にしておきましょう。

お留守番に慣らす
 普段飼い主さんが一緒に家にいてくれる猫ちゃんは、急にお留守番をさせると不安でストレス行動を起こしてしまうこともあります。
 お留守番させる前に、飼い主さんのいない状況に少しずつ慣らしていくことが必要です。

猫ちゃんが快適にお留守番できる環境づくり
【1.餌】
 設定した時間になると自動的に餌を出してくれる給餌器に、保存がきくドライフードを充分量用意しておきましょう。
 猫は欲しい分しか食べないので、給餌器がなくても充分量用意しておけば大丈夫という場合もあります。
【2.水】
 水もしっかり確保しておきましょう。
 自動給水機に充分量用意。なければ、猫ちゃんがお皿をひっくり返してしまったときのことも考慮して複数箇所に水入れを用意しておきましょう。こぼされても大丈夫なようにタオルを敷くこともお忘れなく。
【3.室温】
 猫は暑さに弱いので夏はエアコンをつけたまま出かけたほうが良さそうです。部屋を冷やしすぎないよう設定温度には注意して。冬は安全面 を考慮して電気機器は使わず、暖かい毛布などを用意しておけば十分です。
 また、日向ぼっこができるスペースと、逆に陽が差し込まない暗所もそれぞれ確保しておくと猫ちゃんが快適に過ごせます。
【4.トイレ】
 猫は汚れたトイレは使いたがりません。トイレが汚いと別の場所で用を足してしまうので、おうちを守るためにもトイレは日数分用意しておきましょう。
【5.おもちゃ】
 退屈しのぎに遊べるスペースを確保したり、お気に入りのおもちゃを出しておいてあげましょう。
 ただし小さいものや壊れやすいものは誤って飲み込んでしまう可能性があるので注意が必要です。
【6.安全対策】
◆戸締り
 空き巣に入らせない以外にも、猫が外に飛び出さないようしっかり戸締りを。交通事故に遭ったり迷子になる可能性が高いのでしっかり確認しましょう。
◆落下事故防止
 高いところにあるものが落ちてきたら危険です。猫ちゃんが飛び乗りそうな場所にガラスや陶器など危険なものは置かないようにしましょう。
◆誤飲注意
 猫が誤って口にしそうな小さいものは撤去しておきましょう。
 アクセサリーや電池などの小さいもの、ひも状のものは特に注意が必要です。
 猫ちゃんはティッシュで遊ぶのが大好きですが誤って食べてしまうこともあるのでしまっておきましょう。


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お留守番のお供にはやっぱりremoca!
 ひとりぼっちのお留守番中でも、飼い主さんの声が聞こえれば猫ちゃんも一安心。きちんとお留守番しているご褒美におやつをあげることもできます。
 リモカ2ならLEDライトを点灯できるので、暗いお部屋で寂しそうにしていたらパッと明るくしてあげることも。
 上下左右自在に動くカメラで猫ちゃんの万が一にも即対応可能。ついでに防犯にもなります。
 孤独が平気な猫ちゃんと言えども飼い主さんが帰ってこないのはやっぱり不安です。可能な限り猫ちゃんのストレスは減らしてあげたいですよね。

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帰ってきたら
 手洗いが済んだらきちんとお留守番できたことを褒めながら体調をチェック。そしてトイレを掃除して美味しいご飯をあげましょう。
 もし猫ちゃんが粗相をしていても叱らないでくださいね。悪気があったわけじゃないんです。寂しかったんです。




≪特集≫ 長期旅行。猫ちゃんを預けるなら?

 どうしても長期間家を空けなければならないときってありますよね。
 信頼できる家族や友人に面倒を見てもらえればいいんですが、そういうときに限って都合がつかなかったり……。
 そんなときに飼い主さんに代わって猫ちゃんの面倒を見てくれるサービスをご紹介します!


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【ペットシッター】
 留守の間1日1〜2回、家に来て猫ちゃんのお世話をしてくれます。
 家につく猫はやっぱり自宅が一番落ち着きます。知らない場所に預けられて飼い主さんとも離ればなれに……という状態よりはずっとストレスなくお留守番ができます。さらに、毎日猫ちゃんの様子を報告してくれるので飼い主さんも安心♪
 ただし、初対面の相手に鍵を預けなければならないのでお互い信頼関係を築くことがもっとも大切です。一度信頼できるシッターさんと出会えれば、毎回同じ人にお願いすることで猫ちゃんも「知らない人が来た……」と警戒することも少なくなって安心してお留守番を任せられます。
 シッターさんにお願いするときは事前にしっかり打ち合わせましょう!

シッター選びのポイント
◆事前打ち合わせ
 いきなり当日に来てもらうのは危険です! 事前に来ていただいて、普段あげている餌やお気に入りのおもちゃ、猫ちゃんの性格やかかりつけの獣医さんを伝えるなど、打ち合わせはしっかり行いましょう。
 入ってもいい部屋を予め決めておくとお互い安心できます。
◆資格
「動物取扱業登録」を持っているか確認しましょう。あわせて身分証も確認させてもらうと安心です。
◆衛生面
 シッターさんは同じ日に何軒ものお宅を回ることが多いです。手指の消毒だけでなく靴下やエプロンも着替えてくれるか確認しましょう。
 また、ワクチン接種をしていないペットは引き受けないなどの基準を設けているシッターさんならなお安心です。
◆契約書
 シッターの業者さんが契約書などを用意しているはずです。契約内容のほかサービス内容を確認して、疑問や不安があればきちんと解消しておきましょう。それらが解消できないと信頼関係が築けません。


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【ペットホテル】
 ペット専用のホテルに預けて餌やトイレのお世話をしてもらいます。
 動物病院と併設になっているところもあり、いざという時には即時対応してもらえます。
 犬など他の動物と同じ場所でケージに押し込められるというのが一般的でしたが、上下運動できるスペースも確保された猫ちゃんのためのホテルも増えているようです。
 他の猫ちゃんと遊べるホテル、完全個室で静かな空間を満喫できるホテルなど、様々なホテルがあるので猫ちゃんに合ったホテルを探してみてください。

ホテル選びのポイント
◆資格
「動物取扱業登録証」が掲示されているか確認しましょう。
◆衛生面
 ホテル内は清潔でいやなニオイがしないか、飲み水はきれいか、食べ残しは片づけられているか、トイレ掃除はされているか、換気はされているか、きちんと消毒しているか……事前にしっかり確認しておきましょう。
 ワクチンやノミ・ダニの駆虫がされている猫しか引き受けないところであればより安心です。
◆環境
 猫は他の動物と同じ空間にいるとストレスに感じます。繊細な猫ちゃんは病気になってしまうことも……。猫専用スペースがあるか確認しましょう。
 また、脱走防止策が取られているかも確認しましょう。


まとめ
 知らないところに連れていかれて狭い部屋に入れられるのが耐えられない猫ちゃんもいれば、部屋にずっとひとりぼっちでいるほうが耐えられない猫ちゃんもいると思います。ペットシッターの業者やホテルによって提供しているサービスはさまざま。猫ちゃんにとって最適のお留守番環境を見つけてあげて下さい(*^-^*)
 



編集後記

 
   
 
 
 ペットとは適度な距離感で良好な関係を築きたいですね。
 普段からお互いに信頼しあっていれば、いざ猫ちゃんを置いて出かけなければならなくなったときに安心してお留守番を任せられそうです。   (編集部員 リカより)



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※メルマガの掲載内容は2015年04月24日現在のものです。詳細は各施設やメーカーに直接お問い合わせ下さい。
※個々のペットの健康状態については獣医師とご相談ください。



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 中央システム技研株式会社 リモカマガジン編集部