リモカマガジン第27号

意外と簡単!モフモフ抜け毛のお手軽掃除方法/犬毛フェルト・猫毛フェルトって?

  犬と桜
 春の陽気が眠気を誘う頃となりましたが、そろそろ眠っていられない季節がやってきます。そう、「ペットの換毛期」です。春から夏にかけて、夏用の毛に生え変わるのですが、その抜け毛のお掃除がとっても大変ですよね!お掃除の負担を少しでも軽減できるよう、今号は抜け毛対策についてお送りします。



*〜*〜* 目次 *〜*〜*

特集……意外と簡単!モフモフ抜け毛のお手軽掃除方法
特集……犬毛フェルト・猫毛フェルトって?




 

≪特集≫ 意外と簡単!モフモフ抜け毛のお手軽掃除方法

  ルンバ
   
 もうすぐやってくる抜け毛の時期!普段でもワンニャンの毛は、衣服や体にくっついて大変なのですが、換毛期となれば更に苦労が増します。「どこに、こんなに毛が生えているんだろう」と思ってしまうくらい、大量に抜け毛がありますよね…。抜け毛の時期も、そうでない時期も知っていると「楽々♪」な抜け毛対策をお伝えします!

お掃除グッズ
ファブリック、カーペット等
 布製品についた、または刺さってしまった抜け毛をとるのは、とても大変ですよね。しかし、意外な方法で抜け毛をとることができるんです♪
(1) 靴洗い用の柄つきタワシやタワシなどを使って、絡みついた抜け毛を表面にかき出してから、掃除機で吸い取る方法。カーペットなど比較的毛足の長いものにおすすめです。
(2) 使い古しの台所スポンジを湿らせたもの、ゴム手袋(濡らすとさらに効果大)などでこする方法。
(3) 膨らませたゴム風船を擦り、静電気で抜け毛を吸い付ける方法。
(4) 軽く重曹をカーペットにまき、その後数分おいてから掃除機で吸い取る方法。ペットの毛が吸い取りやすくなる上に、嫌なにおいも吸収してくれます。

フローリング
「掃除しても掃除しても、どこからともなく抜け毛が出てくる…」
そんな、お悩みには次のようなお掃除用品、方法が有効です。
(1) モップを近くに置いておき、気づくたびにモップをかける。
(2) 空中に霧吹きを2、3プッシュしたあとに、掃除機をかける方法。床に吹き付けると、逆に張り付いて毛がとれにくくなってしまうので注意しましょう。また、掃除機の吹き出し口を、掃除し終えた方に向けることによって、毛が空気中に舞うのを抑えることができます。
(3) 空気清浄機を使う。どんなに掃除を頑張っても、軽い毛が舞ってしまいがちなもの。空中の毛を空気清浄機がキャッチしてくれます。


日々のお手入れブラッシングをしよう
 抜け毛が部屋に落ちてしまう前に、毛を集めてしまうことも重要です。ネコちゃんは、毎日の日課である毛づくろいを行う間に、なんと抜け毛の70%もの毛を飲み込んでしまうのだとか。
○ブラッシングをする際には、ワンニャンの体を濡れた布で拭き、少し湿らせておくことがポイント。(霧吹きなどは、嫌がるワンニャンが多いので注意!)それぞれのワンちゃん、ネコちゃんに合ったブラシを使って、毛の流れに沿ってブラッシングをしましょう。また、ワンちゃんとネコちゃんでは、ブラッシングをする部位の順番が異なります。ワンちゃんは、尻尾⇒首から胴⇒頭の順でブラッシングします。一方、ネコちゃんはブラッシングが苦手な子がいるため、頭や首の回り⇒背中⇒尻尾の順にささっとブラッシングしてしまいましょう。
掃除機を嫌がらない子には、掃除機につけるブラシを使うと、毛が散らばることなく、そのまま吸い込まれていくのでとても楽にお手入れをすることができます。濡れた状態のペットに対応した商品なら、シャンプー後のブラッシングに使うこともできます。
毛を短くトリミングして、全体的に毛の量を減らしてしまうのもよいでしょう。ただし、アレルギー体質の方が周囲にいる場合は、短い毛を吸い込んで、かえって症状を悪化させる可能性もあります。


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リモカ猫ユーザーの方におすすめのブラシ
 猫の通り道の柱、壁に取り付けるだけで猫自身でグルーミング&ブラッシングできるセルフグルーミングブラシがあるのをご存知でしょうか。このグルーミングブラシをリモカの近くに設置すれば、外出先で「ごろにゃん♪」と壁に体を擦り付ける可愛い愛猫の様子を見ることができて、ほくほくしそうです。

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≪特集≫ 犬毛フェルト・猫毛フェルトって?

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抜け毛対策はとても大変!
 ここまで、ペットの抜け毛のお手軽な掃除方法、抜け毛対策法についてお伝えしてきました。とはいえ、掃除しても掃除しても出てくる抜け毛に、少々ウンザリしてしまうこともあるかもしれません。
 では、ちょっと視点を変えてみましょう。毎日出てくるペットの抜け毛を楽しみに変えてしまえばよいのではないでしょうか。


ペットの抜け毛で手作り
 一時期、羊毛フェルトのぬいぐるみ作りなどが流行ったことがありますが、この羊毛フェルトと同じようにペットの毛をフェルトや毛糸にすることができるのです。犬の毛、猫の毛を材料にするというと、ギョッとしてしまう方もいるかもしれません。しかし、ペットを亡くしてしまったときに、「手触りまでそっくりなぬいぐるみがあったら、多少悲しみが癒されるだろう」と、工房に製作してもらう方は意外と多いです。また、ペットとの思い出として、日頃からぬいぐるみや毛玉の飾りなどを手作りされている方もいます。自分にとって家族同然の大切なペットだからこそ、手作りしたものに愛着が湧き、一度作り出すとはまってしまう人も多いのだとか


ペットの抜け毛で手作り
 抜け毛(アンダーコートのみがベスト)、中性洗剤を溶かした水、熱湯、水を用意します。
(1)洗剤を溶いた水を毛にかけて最初は優しく、徐々に力をいれて成形します。
(2)形ができあがったら、熱湯につける→水につける→熱湯につける…を数回繰り返して洗剤を洗い流します(この工程によって、毛が引き締まり型崩れしにくくなる)。
(3)乾かす。
(4)飛び出た毛をハサミで切る。
完成!

 モールを芯にしたり、羊毛を混ぜたりすることで、強度や質感も変わってくるので、いろいろと試してみましょう。ただし、くれぐれも抜け毛で作るようにしてくださいね。たまに、毛を刈ってしまう方がいるそうですが、ワンニャンが困ってしまいます。「ファーミネーター」などのブラシを使うと、オーバーコートを傷つけずにアンダーコートの抜け毛を集めやすいそうですが、ブラッシングのやりすぎは肌を傷つけてしまいかねないので禁物ですよ。




編集後記

 
   
 
 
 ウチの子(犬)は抜け毛が多い方なので、毎年ちょっぴり換毛期が憂鬱でした。でも、ペットの毛で手作り作品を作れることを知ってからは、「これからの時期で、たくさん抜け毛を集めるぞ〜♪」と気合を新たにしています(*^-^*)   (編集部員 リカより)



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 中央システム技研株式会社 リモカマガジン編集部